婚活中の皆さん、
お見合いで初めて会った時 やたら話の長い男性っていますよね！
「絶対ムリ！ どうして聴き手の気もちも考えずに、朗々と自分語りができるの？」
と思いますよね？！
実際、皆さんそういう方と出会った時どうしてますか？
自分が無理してお相手に合わせて、犠牲にはまらないために、そうなってしまう男性側の紆余曲折のマインドも視野に入れ、事例を使ってお話しします。
こちらの内容はYouTubeで公開中です。
交際相手の男性の話が長い
話が長〜い人っているじゃないですか。
お相手がね。
うちの会員さんがちょっと久しぶりにお見合いして交際に入ったんですけど、お見合いの段階からもう大変で。
でもすごく良い人っぽいんですよ。優しいっぽくて。だから「人間として良い人みたいだから、とっても話が長かったんですけど一応交際に入ってみます」ってことで。そしたら交際に入ったらもっと長くなっちゃって！
「食事がきてるのに、食べたいのに、話止まらないじゃない！」みたいな。
すごいですよね。食事が届いてること自体が目に入ってないんですからね。いかに集中しているか。
さて、話が長い人っていうのは、なぜ話が長いのか？皆さんご存じでしょうか。
一般的に言って、お相手がどんなふうに聞いてくれてるかを見てないってことじゃないの。相手構わずにとうとうと話しちゃうってことは。
そうですね。その人は「話に集中しすぎてる」んです。
その女性会員さんにそう言ったら「はぁ〜確かに」と。
「彼はなぜか左の下の方を見ながら喋ってるんです」
って。
斜めに？視線が。
「私左の下に何かあるのかと思ってました」って。
何か見えてるんじゃない？
台本があったりして！
プロテクターとか？
そうそう。でも何もなかったそうで。
とにかく集中力があるわけですよ。
過集中だね。
そのあと、「さぁ帰りましょう」って
駅に着いたらまたそこでずーっと…。
別れたくないんじゃない？
別れたくなくて目の前に集中してるなら、それなりにもっと違うラブラブな感じが伝わるはずですよね。そうじゃなくて「話に集中してる」んですね。
「そろそろ帰りましょう」って
言いそびれた彼女はそれからさらに30分。
えー付き合っちゃうんだ。
そうなんですよ、
「そういうあなたも問題でしょう？」って話。
ちょっと人が良すぎるっていうか。
そうそう、そうなんですよ。
話をなぜ途中で切れないのかですね。
人の話を切れないのはなぜ？
「長い話を切れない」っていう、本人の課題があるんです。
課題ね。
「そんなに一生懸命受け入れる必要はどうしてあるの？」って。
「自分が望んでない話を相手がしてるんでしょう？実はその長話をしてる本人だって、本当は望んでないかもしれないんですよ」って言ったんです。
おお、なかなかいいじゃない。
そうなんですよ。
本当は望んでいないんだ。
だって何のために話すの？話すだけならお家で独り語りしてればいい。
「目の前に人がいるから、一生懸命サービス精神を発揮しよう」と思うんですよね。
だけど、その方自身「舵」が取れていないわけですね。話に対する舵が。
コントロールね。
そう。もし、その最中に女性の顔をちょっとでも見れば、楽しそうじゃない顔が分かるかもしれない。
キャッチできる。
でもそれを見るのは多分怖いんですよね。
ホントは沈黙が怖い？
そうだよきっと。それからなんか
「沈黙が怖い」とかあるんじゃない。
そう、「沈黙が怖いから話している」って可能性はすごくあると思う。
さっき「婚活 話が長い」って検索してみたんですよ。
そしたら「話が長い」なんてそんなに見つからない。それよりは「話が続かない」。
そうだよね、多分そうだと思う。「話がない」とか。
やっぱりね、だからみんな沈黙が怖い。
そうそう。何を話していいか分からない。
うちの会員さんもよく言うね。
だからね、その方は「一生懸命話すことでそこに集中できてるから、安心してそこで頑張っている」って可能性があるわけですね。
それは素晴らしいことだ。
結果的にはあんまり良いことにはなってないけれど、その自制心は男性自身の思いやりだったりしてるわけです。そしてこっちはこっちで「なんか申し訳ないな、途中で切っちゃいけないな」と自制する。
なので「その自制心って結局2人の役には立っていませんよ」と伝えました。
そしたら「えーそうだったんですね！？」
それってすごい目から鱗じゃないの。
「私の努力は無に」って。
それが優しさだと思ってたかもしれないし。
そうそう、でも本当にそうだった。「だんだん面白くなくなったから断ろうか」みたいになってたんですけど、最初の話は面白いらしいんですよ。それがだんだん長くなっちゃうから問題で。
お互いが犠牲をやっているのが問題
なるほど、そうするとお互いがお互いのことを一応思いやりながら、ちょっと犠牲が入ってるわけだ。
そうです。「お互い犠牲になっちゃってる」んです。
そうそう「相手がこうしたいと思ってることを遮ってしまうのは申し訳ない」と。つまり「相手のリードに付いていくべきものである」みたいなちょっと古風な。
それに対して「こうしたら？」ってリーダーシップをとる発想はなかった。
違う展開をするのは勇気がいるんですよ。
その2人にとってはね、恐らく。
その流れを変えていくことがパートナーシップの生き方みたいな気がするんですよね。
そうだね、関わり合いだからね。
彼女自身は例えばお仕事でいろんなチャレンジをしてたりとか、いろんな職種とか新たな何かをすごく考えていらっしゃる方なんですけど、こと婚活に関してはなぜかすべて「従っていく」みたいな。そういうことが当たり前だと思ってきた感じがあって。それが違ったんです！
男女関係は女性がリードするとうまく行く
2人の「男と女っていう関係では、女性がリードしていい」んです。
皆さん、女性の方はぜひやってみてください。
「男性がリードしてくれる」と思っていると動きません、2人の関係は。
世間的にはまだまだそう思われてるよね。
長年連れ添った夫婦なんかでも、よくお父さんっていう人はワーワーうるさく「俺が決める」みたいなキャラで、お母さんは「付いていくだけ」のキャラみたいな場合、一見昔風の古風な2人の関係に見えますが、実際は裏で奥さんが「お願い。こうしてほしいの」とか言ってて「ようし、俺がやってやる」となってたりする場合が多いんですよ。
男の人って割とわがままそうに見えて、「お前はダメだな～」とか言いながら女性のためにやってくれるみたいなことは案外あるし、女性は付いていく振りをしながら男の人に自分のニーズを満たしてもらう。
実は影の権力者みたいなね。
男の人の方が行動力があるから女性から要望を伝えて男の人にどんどん動いてもらうっていうのが「上手くいく夫婦」。
「上手くいかない夫婦」っていうのは「あなたは私と全然違うじゃない、私はもっと先行くわよ」「何だお前は」って喧嘩をする。私達みたいな「鍔迫り合い」。
ただ鍔迫り合いも一つのお楽しみと捉えることもできますよね。本気になっても次の日ごめんねって許し合えれば関係はもっと良いものになる。
それがずっと続いて「あいつのやることは分かってる、もうダメだ」というふうに思いこんじゃうと、どんどんこの関係は冷えていきますからね…。
さて、それでは「相手が長い話をしている時にどうやってうまく切るか」っていうコツをお教えしたいと思います！
それは…「どんなに長い話でも人は息をする」んです。
何か喋ってみて。
「婚活中の皆さんこんにちは、カウンセラーのヒロです」
と息を吸ったときに…
「あのーちょっといいですか？」。
と入れて話を切った。
というふうにして話を切ります。
パッと一瞬の間を。
息を吸った時に。
息を吸った時に「ちょっと！」と慌てて入らないで、今みたいに「ちょっといいですか？」
合わせていく感じね。
こっちが息を吸ってる時に吐く。
今のなかなかタイミングが面白かった。
そうすると「え？何？」ってなる。
なんの違和感もないでしょ。
なんかそう、遮られた感じはしない。
そうそう、そこの感じです。これこそが阿吽の呼吸。
これさえ身につければ長い話なんか。
これは、2～3回やればきっと学習できると思う、きっと。
切ることだけ覚えとけば、質問ができるから、それなりに自分の選択の結果として相手の話を楽しむことになる。
なるほど。
はい、そんなところで。
なかなか参考になるお話でしたよ。
ぜひですね、前向きに流れを変えていきましょう。
「展開することを恐れない」みたいなね。そこに挑戦していくという。
「抵抗」さえなければ。
「力づく」でさえなければ、相手は喜んでついてきてくれます。
なるほどね。
今日はこのへんでありがとうございました。
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