『婚活してるけど、結婚したくない…』結婚相談所に来る婚活男性・婚活女性からそういった声を聞くことがあります。
婚活に努力や我慢は必要？疲れてしまった。相手に縛られたくない。
愛されるか不安。浮気や不倫されたらどうしよう？
婚活していると結婚したい気持ちよりも、結婚したくない気持ち=結婚への怖れが大きくなることがあります。
結婚したくない気持ちについて、私達が普段のカウンセリングでお話している事をこの動画でお伝えします。
記事の内容はYouTubeでも動画で公開中です！
わたし結婚したくないかも？！
私どもの会員さんで、ある時「私、結婚したくないかも？って気付いてしまったんです…」みたいなことをいう人がいるんです。
「結婚したくないかもしれない」ということは、自分が本当は結婚したいんじゃなかったと気付いたから「私、婚活辞めます！」っていう風になるじゃないですか。
「辞めます」って言ったときにこちらは「ちょっと待ちなさい」と止めます。なんでかというと…
「誰でも結婚したいという気持ちと、結婚したくないという気持ちは両方持ってるから」。
「結婚したい」「結婚したくない」誰でも両方ある
婚活中のみなさんは、これは必ずわかっておきましょう！
「結婚したいという気持ち」より、「結婚したくないていう気持ち」が勝っているから、あなたは今結婚していません！それだけです。
ですから結婚したくない気持ちがあって当然です！
結婚したいという気持ちがいかに上回るか、ということで、「結婚する」というプロセスになるんです。
だから何で結婚したくないのか、というところを列挙してみたりするといいんです。
私も独身時代、やりましたよ。なんで私は結婚したくないのか。
「私のような人と結婚したら相手が可哀想だ」とか。
「私は不幸の塊で相手を引きずりおろしてしまう」とか。
本当にそうなんですよ、結婚したくない理由は人によってそれぞれいろいろありまして。
みなさんすごく思い当たるでしょう。
「だって毎朝毎晩食事作るなんてありえない！」とか。「子供の面倒なんかとても見れない」とか。「夫の言うとおりになんかとてもできない」とか。「自由が奪われる！」という観念を思ってたりね。
そういう結婚生活の自分が予測してるイメージというのは、結局無意識に、親の結婚生活のイメージだったりするわけじゃないですか。
親から散々しつけられて刷り込まれた、こうしなきゃだめ、ああしなきゃだめていうことを自分は出来ないし…とか思ってるわけですね。
「何もできないけど結婚したいというのは甘いんじゃないか。料理学校とかいかなきゃいけないんじゃないか」とか。まぁ「自分が相手を縛りたい」という願望はあるかもしれないけれども、「夫に縛られたくない」とか。
それからちょっとファンタジー入りますが、「夫1人の人を愛し続ける自信がない」とか、逆に「相手が私一人を愛してくれるはずがない」とか。「男は浮気するに違いない」とか。
「違いない！」と自分が信じていたら本当に浮気されちゃったりするのよね（笑）
それをその人が本当に信じてると、案外それが本当のことになりますよねえ…。
結婚に対する抵抗と向き合ってみる
だから実際のところ結婚したくないっていう理由、「結婚が怖い」とか「結婚がいや」とか、そう自分が認識できてるということは、そこにものすごい抵抗がある、ということですよ。なぜか前に進めない。何か邪魔してるものがある。なんだこの岩は？みたいな。
その抵抗を感じているんだとしたら、ここをちゃんと向き合わないと。
無理やり頑張って、何とか成功まで持っていっても後で破綻になりましたとか、そういう話っていうのは実はあります。
ここの壁っていったい何ていうのをちゃんとみて、親同士の結婚が幸せそうには見えなかったんだなぁとか。「あんなに朝から晩まで働いて夜は酔っ払って怒鳴られて、お母さんは可哀そうだったなぁ」とか。そんな風に自分が親を見ていることで傷ついちゃうこともあります。
そういう場合もこういうことだったんだな、ていう風に自覚して自分の中に抵抗が起きてるということを大事に取り上げてあげることが必要ですよね。過小評価しないこと。
怖がってるわけですよ。不幸せな結婚をするんじゃないかって。
私たちがカウンセ
リングの中で会員さんに推奨するのは、「本当にそのお母さんはそうだったのか？」。お母さんもいろんな体験をしてるわけですよ。その最悪のシーンだけ自分の中にインプットされてるってことがありますよね。性格にもよりますしね。兄弟で同じ出来事に対する思い出が全然違うとかありますからね。
お話をしてみたりするのも大事ですよね、親と。もう一回ちゃんと夫婦関係とかね、大人同士としてね。そういうのをきいてみるなんていうのも、ちょっと勇気出して聞いてみたりすると、違う世界が見えたりしますよね。
親と向き合ってみると意外な気づきが
結婚したくないっていう風に思っているその理由が、思い込みである場合っていうのは思い込みを訂正すればいいわけですよ。痛いことだけ覚えてるってありますからね。トラウマってそういうものですよね。
また良い記憶を忘れちゃうわけですよ。それより前の良い記憶ていうのをみんな忘れさせちゃうところがあるので、会話をすることによって誤解が解けていくということもあります。
カウンセリングをするっていうのもそういうことなんです。そのことによって自分の誤解に気がつけば良いんですが、さっき言ってたトラウマみたいなことっていうのは、カウンセリングですぐに解消するとも一概には言い切れないんです。
継続的なものは必要だったりするので、案外長く定期的にカウンセリングをやったりセラピーをやったり、セミナーに行ったり、いろんなやり方をします。私自身なんかもそうですけどそういう風にして気付いていきます。
そういう経緯があってそういう風になってたから、親も可哀想だったんだなとかていう風に相手の立場に立ってモノが見れます。これが癒しなんです。
相手の立場への理解が深まると癒しが起きてくる
相手が悪いことしてたり、当然そうなんですよ、けんかなんですから。両方悪いんですけど、悪いからどうのとかじゃなくて相手も辛かったんだな、ていうところに意識がいった瞬間に癒せるんです。
そんな風にして自分自身の過去と向き合うことができるといいなと思います。親も子ども時代があったわけだからね、同じようにね。
昔は私たちみたいに気付いてる時代じゃなかったですからね。余裕がなかったからね。
「これはこういうものだ」「女はこうするべきだ」という風に全部かぶせていくのが教育だと思っていた時代もありましたから、そういう意味では私たち全員が親を超える必要があるんですよね。
新しい関係性を築いていくコミュニケーションを意図する
「結婚したいけど結婚したくない」っていう話に戻りますと、結婚したいという気持ちより結婚したくないという気持ちが今は勝ってるから、あなたはまだ独身だということなだけなんです。
結婚したいんですあなたは。
この気持ちがだんだんだんだんこっちの気持ちよりも薄らいでくる。結婚したくない気持ちもあるけど、でも自分自身の力で新しいパートナーにはちゃんと掃除も洗濯もしてもらえるような、コミュニケーションをしていこうとか、ワンオペ育児にはまらないような、一緒に何でも話せるような関係をつくっていこうっていうことを、ちゃんとしっかり意図ができれば、大丈夫という気持ちになっていけると思うんですよ。
そのためにもいろんなサポートを使って自分が結婚できる自己肯定感を高めていくっていう必要があるかなっていう風に私たちは思います。
さて、「リアルラブ」では30分3,300円（税込）のカウンセリング体験をおこなっています。
あなたの持つお悩みを明確にして、自己理解を深めていきましょう。
どんなことでもお気軽に話してみてくださいね。
TEL：0120-348-145（10:00-19:00）
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