結婚相談所で婚活しているのに、オオカミににらまれたウサギよろしく、気になる彼にジロジロ見られるだけでフリーズしてしまう女性の過剰反応のお話です。
もしかしたら、彼女の中で男性的な要素（テストステロンなど）に反応している可能性がありそうですね。
「お見合い結婚はトキメキがない！」そう嘆く婚活女性は多いですが、「鎧」を身につけたままお見合いやデートを重ねても、ハートがトキメくことは難しいですね。
「イイ男でないとトキメかないんです」と、外に刺激を求めがちな方は、少し思春期のころの体験を思い出すといいかもしれません。
あなた自身の内側の、性的リビドーと繋がっている部分を信頼することで、異性に対してよりたくさんの魅力が見えてくる可能性が生まれます。
性的な欲求を切り離したり、隠したり、止めていたり、無い事にしていませんか？
性的欲求は、婚活の大事なモチベーションだということを忘れないで。
こちらの内容はYouTubeでも公開中です！
本日のテーマ
「男は皆オオカミに見える」という女性について。
なんかね、とても可愛らしい会員さんがいるんですよ。
本当のお歳よりもしかしたら10歳か15歳くらい若く見えるような、すごい可愛らしい女性なんですけど。
そういう人たまにいらっしゃるよね。
いますよね、深キョンじゃないけど、なんかちょっと学生っぽいような感じの女性なんですけど。
彼に見られるだけでフリーズ
その人がね、職場である男性にちょっと近づかれてじっと見られたりすることがあって、そうすると完全にパタッとフリーズしてしまうんですって。もう反応がぎこちなくなっちゃって、そこから逃げるしかなくなっちゃうと。
本人「まるで思春期？」みたいな。「ずっと私、思春期みたいなこんな自分が嫌なんです」って言うんです。可愛いですよねー。なんか懐かしい青春（アオハル）！それを聞いて「へぇへぇへぇ、なるほどねぇ」と思って。
その時の衝動っていうのをね、思ったんですよ。
まるで「オオカミに睨まれたウサギ」。ピョン！逃げるしかない！でも一瞬怖くてフリーズするから、逃げるの遅れる…どうする？みたいな。
草食系動物の、なんかリスとかああいう？
そういう感じ。ピョコンって感じで瞬間じっと見ている。
でも面白いんですけどね、その話の続きはですね、絶対「自然でいたいんです」って。つまり、怖れに過剰反応してるのが、「すごく嫌なんです」って。で、「その人を受け入れるみたいなことはありえないんです」ってなってるわけ。
だから「え？ちょっと待って。その方独身なんですよね？あなた婚活してるんですよね？そしてその人は性格悪くないんですよね？何がいけないんですか？」って言ったら、「えええー！」ってなっちゃって。
自由が奪われてしまうような自分の生理的反応がびっくりで、その生理的反応の問題の方が大きくなっちゃうんですよ、目の前の「敵」より。「何？私のこれ！」みたいなね。今まで冷静に積み重ねて生きてきた自分の考えと、まったく違う反応が起きてるみたいな。
すごい面白かったですよね。なんかウサギちゃん♪みたいな。ウサギを見た時のオオカミちゃん！みたいな。男と女ってそういうものなんですね。
これは性的な反応？
でも、なんていうかこれは性的なホルモンの関係じゃないかと思うんですよね。テストステロン。
テストステロンっていうのは、すごい攻撃性っていうのもあるし性的な欲求そのものでもあるわけですよね。男性の方にはその両方がバンっとあるわけで、そのバンっていうのを女性がみた瞬間にうわー！っと伝わるわけですよ。
それでビクッとなっちゃうっていうのもすごいことですよね、女性は逃げることさえできない！っていうか。
でもそういう話ってわりとあるじゃないですか。いろんな映画とか、パッと会った瞬間に目と目があっちゃった段階で、そこからずっとそのまま…
樋口可南子でしたっけ？初めてバチバチっと目があって、言葉も交わさずそのままセックスしちゃうっていう映画ありましたね。バッと会った瞬間にそれが起きちゃって、ばぁーっとそのままセックスしちゃう！
基本日本人はそんなにそういう映画ってあまりないですけど、外人の映画ってそういうの割とあるって思わない？
確かに。あれはそんなに変なことじゃないかもね。
もちろんセックスはすぐにはしないけど、このままこの体験をどうにかするみたいなどうにかしないといかんみたいな感じになっちゃう。まぁ言っちゃなんですけどそれこそ憧れだし。
アバンチュールだよ。旅先でのアバンチュール。
今までの自分の人生とまったく違う体験になっちゃうっていう。テストステロン（男性の欲求）が自分に向いているという、本当に獲物を食べられちゃうみたいな衝動とすごい似てる感じですよね。
女性はある意味、「なんかあの人は私に対して抉るような視線を持ってるな」とか、そういうのを感じますよ。若い頃はね。なんかすごいなぁ！みたいな。
ハートがときめかない
でね、何の話をしているかというと…やっぱり婚活ってどうしても私達鎧を着たままお見合いデートを重ねていって、ちっともドキドキしないのよってのがあるじゃないですか。
うん、今一番の悩みだよね。
そこのところを本当にもっとラフに、柔軟な状態に持っていったら、もしかしたらそういうまったく原始的な男と女の出会いみたいなことだって、可能性としてはありうるんですよね。そこんところがねぇなんかこう…。
その鎧を脱ぐにはどうしたらいいんですかね？
「どうしたら」とか考えてたら駄目ですよね。
これは「どうしたら」じゃ生まれてこない。
それはやっぱり、なにかを期待するっていうか「意図する」っていうのは大事かなって思いますけど。
意図する。そうだね。意図しないと何も変わらないし、何も起きない。「そういうのは無理」ってなってるとね。
「婚活しているけど、性的な衝動は全然ないし関係ない」みたいになってるケースが案外多くって。
「婚活っていうのは結婚のため」であって、「結婚っていうのはセックスをするための社会的なルール上の契約」ですよね。これは、その「性的なことも含めて家族に対する愛情」が全部含まれてるじゃないですか結婚って。
そこのところを婚活している女性は、頑張って一生懸命素敵な服着たりいろんなところに気をつけたりしながらも、「本当には男性を求めている」ってところに自分のマインドを持っていってないケースが案外多い感じがするんですよね。
性的衝動が弱いからイイ男を求める？
だから、やたら素敵な男の方を求めちゃう！
自分自身が触発されないから「素敵な男じゃないと駄目」となっちゃう。どんどん期待が高くなっちゃう。
外側に探してるんだもんね。刺激をね。
でも、刺激は自分の内側にある。
本当はね。
そこがすごい大事かなという気がします。
やっぱりそのウサギちゃんとオオカミさんなんかのケースも、まったく無防備の状態で、そのオオカミさんが自分に感じている魅力に気が付いた瞬間、ウサギちゃん自身は受け止められないんですよ、性的衝動が恐くて。
「受け取るって意欲を持たないとOFFにしちゃう」んですよね。そして「あの人は変な人だ…気持ち悪い！」って。
起きてることはそういうことなんだね。
そうです。日常の中だって案外そういうことは起きてるんだけど、それは「あの人変な人」、「変な視線を向けてきたわ」みたいなね、「ストーカーじゃないの？！」みたいな、そんな話になっちゃったりする可能性だってある。
基本、若いうちの方がそういうことが起こりますね。もし若いうちそういうことが全然起きてないとしたら…
それはあなたが性的な衝動を隠してるんですよ…！
止めてる。
止めてる、ないことにしてる。
そこのところをね、自分を振り返ってみたらいいんじゃないかな。
開放していく方向っていうか。
婚活する上でとても大事なことですよね。これ！
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