自分の親がどんな夫婦か、考えたことはありますか?
「うちの家庭は特に問題ないと思います」
「夫婦仲も悪くなく、私はかわいがられて育ってきました」
こんなお答えをする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?
実は、親の夫婦関係をひも解くと、ご自分の結婚意欲や結婚観にも影響していると気付けるんです。
そこでこの記事では、親の夫婦関係と結婚・婚活との関わりについてお伝えします。
記事の内容は、動画でも詳しくお話ししています。
夫婦におけるパートナーシップの大切さを知って、ぜひ婚活に役立ててくださいね。
親の夫婦関係からわかる日本人のセッ●スレス社会とは?
親の夫婦関係を考えるには、日本の性事情についても知っておく必要があります。
実は、日本はほかの国よりもセッ●スを大切にしていない風潮があるようです。
なぜそんな文化になってしまっているのかを、これからお話しする夫婦の特長と照らし合わせながら考えてみましょう。
夫婦で性の話をしない
日本人は、夫婦でセッ●スの話をあまりしませんよね?。
海外では、夫婦の間で性に関する話をするのは一般的ですし、周囲にもオープンにする人が多いようです。
しかし、日本では「セッ●ス=心に秘めているファンタジー・秘めごと」のようなイメージを抱く人も多く、表に出すことに抵抗があると言えるでしょう。
夫婦間で夜の営みはなくても平気だと感じている
また、「セッ●スはしなくても平気」と考えている夫婦も実は多いです。
子供ができてはじめて夫婦関係が成り立つと捉える人もおり、もしかしたら、夜の営みは「コミュニケーション」ではなく「子供」のためだと感じているのかもしれませんね。
そのため、セッ●スは「(上の)子供が寝たあとにひっそりとするもの」であり、次第に「子育てが終わったらする必要はない」「なくても大丈夫」とレスになっていく人もいるのかもしれません……。
夫婦での営みはないのに大人向け〇〇の販売量は世界でも多い
ところが!
夫婦間でのセッ●スはなくても平気なのに、性的欲求を満たすためのエンタメ市場は、世界でも指折りに拡大しています。
たとえば、大人向けのオモチャの生産・販売・輸出量は、世界でもっとも多いと言われているんです。
これはもしかしたら、男女ともにムラムラはするけど、パートナーとは肌を重ねずに自分で性欲を処理する人が多いということ???
「本当は相手ともっと親密になりたい気持ちもあるけど言えない」
「仕事や育児で忙しいし、パートナーにいうのも煩わしいから性欲は自分でなんとかすればいいや」
こんなふうに考えて、欲を満たすだけのアイテムを利用しているのでしょうね……。
しかし、本当に「相手とはしなくても平気」なんでしょうか?
そう言いつつも、その裏では寂しさを我慢していませんか?
日本にはそんな寂しい夫婦が多いのかもしれません……。
親の夫婦関係がなぜ子供の結婚に影響するの?
セッ●スレスな夫婦が日本には多いとわかりましたね。
しかし、これがなぜ子供の結婚に影響するのでしょうか。
親の関係やご自分の育ってきた環境を振り返りながら、その理由を探っていきましょう。
夫婦に問題はなくても関係は希薄
冒頭の話にあるように、親のことを聞くと「特に問題はない」と答える人も多くいらっしゃいます。
しかし、問題はなくても「親が幸せそうに見えない」とひそかに感じるときはありませんか?
表面上は問題のない夫婦でも、実は関係が希薄であるケースもよくあります。
たとえば、夫婦ゲンカ。
両親がケンカしたときは、どんな様子でしたか?
どちらかが「この人はこうなったら、もう自分の言うことなんて聞かない」といつも諦めてしまいがち、なんてことはありませんか?
日本にはいろんな夫婦がいます。
「食卓は一緒だけど口はきかない」「一緒には住んでいるけど会話がない」など、夫婦間でのコミュニケーションが不足していると、関係はどんどんと「薄く」なっていくんです。
家庭内別居のような状態が何年も続くと、大きなケンカがない代わりに幸せ感もなく、夫婦関係そのものに諦めが出てくるでしょう。
そして、薄い夫婦関係の元で育った子供はやがて「これが夫婦なんだ」と認識し「結婚生活とは幸せではない」と学習してしまいます。
知らないうちに自分も欲求を我慢して育っている
また、関係の薄い親の元で過ごしていると、子供も自然に自分の気持ちを表現したい欲求を抑えるようになっていきます。
「本当はもっと甘えたい」
「もっと頼りたい」
「でも、受け入れてくれる人はいないんだ」
こんな気持ちを無意識に抱えながら大人になります。
結婚相談所を利用する方からじっくりとお話を聞くと、結婚したくても上手に相手を見つけられず、これまで我慢する親子関係を過ごしてきたとおっしゃる方も少なくありません。
夫婦関係のパートナーシップを考える機会を持とう
結婚において、パートナーシップ(協力関係)はとても重要です。
そして、夫婦間のパートナーシップを考えることは「自分の幸せ」にも直結します。
問題がなくても、お互いの気持ちを我慢して過ごしている夫婦は、とても幸せとは言えませんよね。
また、夫婦関係が悪化してくると、ひとりで生きていくほうがラクだと感じると人もいるかもしれません。
一人の方が楽。確かにそうです。
でも、パートナーシップを選択して向き合っていくほうが、ひとりで生きるよりも「幸せ」なのです。
パートナーシップを大事にしてこなかった夫婦(親)は、子供にもパートナーシップの重要さを伝えることはできません。
そして子供は、婚活や結婚生活に対してすぐに魅力を感じることはできないため、まずは「パートナーシップの幸せ」から学ぶ必要がありますね!
親の夫婦関係に流されず結婚してパートナーシップを築く方法
では、親の夫婦関係に影響されず、結婚してパートナーシップを築くには?
結婚後の夫婦生活を豊かにするための方法を最後にお伝えします。
パートナーとのケンカを恐れない
一番重要なのは、パートナーとのケンカを避けないこと。
結婚して夫婦になったら、数え切れないほど意見が合わないタイミングがあるでしょう。
しかしその都度、「意見が合わないから離婚する」と考えていてはキリがありませんよね。
だからと言って、ケンカを恐れていると先には進めません。
ケンカは、「どちらが正しいかを決める」ためにおこなうのではなく、「もっと違う解決方法や意見があるんだ」と発見するためにおこなうのです。
そもそも、夫婦はお互いに100%の心理状態で同居するのが基本ですので、どちらかに文句がある時点で100%とは言えません。
文句や不満が生まれる背景には「これは相手のせいで、私は悪くない」ことを理解してほしい気持ちが隠れているんです。
この気持ちを、私たちは「分離感」と呼んでいます。
そして、分離感の裏側には、相手ではなく自分に問題があるケースも多いでしょう。
つまり、パートナーへの不満や文句は「自分に対しての不満」でもあります。
「パートナーは鏡」とよく言いますよね。
それゆえ、ケンカはパートナーシップをもう一段階アップさせるための重要な要素だと捉えておきましょう。
今後婚活を進めて、結婚後に意見が合わないことがあっても、どうか逃げずにパートナーと向き合ってみてくださいね。
そして、ケンカを避けるために自分の感情を我慢するのもやめましょう。
親は幸せそうじゃなかったけど、自分は幸せになれる
親の夫婦関係が薄いと自分の結婚生活にも影響が出る、と考えこむ必要はありません。
親が幸せそうに過ごしていなかったとしても、あなたはちゃんと幸せになれるんです。
自分でも「私は幸せになれる」と心に決めて、パートナーシップを考えます。
ぜひお相手と100%のパートナーシップを築ける結婚を目指していきましょうね。
結婚しても長い人生には壁はある
親の夫婦関係と日本の性事情を踏まえて、薄い関係にならず濃いパートナーシップを作っていく方法をお伝えしてきました。
良好なパートナーシップを築くことは、自己認識の改革だけでなく、自己肯定感の向上にもつながります。
夫婦関係は、誰にとっても永遠に良好な関係でい続けられるわけではありません。
ときには、気分が落ちてケンカを繰り返す日々もあるでしょう。
そんなときこそ、パートナーと丁寧にコミュニケーションを取るのです。
しっかりと話し合い、本音を伝えて触れ合えば、また関係も回復していけますよ。
もし、「パートナーシップについてやっぱりよくわからない」「自分の親はどうなのだろう」と疑問が浮かんできたなら、この機会にじっくりと考えてみませんか?
私たちは、30分3,300円(税込)のカウンセリング体験をおこなっています。
今まで育ってきた環境や自分の性格について、改めて見つめ直す体験ができますよ。
もちろん、恋愛や結婚のお悩みもお聞きします!
親の夫婦関係に流されず、自分で相手とのパートナーシップを切り開いていきましょう。
TEL:0120-348-145(10:00-19:00)
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