あなたの「婚活や結婚後のビジョンは？」と聞かれたら、どんなイメージが思い浮かびますか？
「ビジョンってそもそも何？」
「ビジョンを描くってことが婚活と何の関係があるの？」
疑問が思い浮かぶ方も多いと思います。
そこで、この記事では「婚活におけるビジョンの描き方」を解説していきますね。
「婚活が行き詰まる人」は、ビジョンを描けていない可能性が高いのです。
ここでは、最近私が気になっている人々に触れながら、その方たちの例とともに、私どもが会員さんにお伝えしている「自分自身のビジョンを描く方法」をご紹介します。
なお、この記事の内容はYouTubeでも動画でお伝えしています。
ぜひご自身のビジョンを描いて道を切り開いていきましょう。
婚活を考える前に：「道なき道」を進む人のプロセスを見てみよう
まずは「道なき道」を進む2人の女性のお話。
ひとりはプロテニスプレーヤーの「大坂なおみ」さん。
プロテニスプレーヤー：大坂なおみさんの場合
だいぶ前になりますが、大坂なおみさんは人種差別で亡くなってしまった黒人女性の名前が書いてある黒いマスクを着けていましたよね。
スポーツマンなのに、とても存在感のあるオピニオンリーダーだなと思いました。
同時に、彼女は会見を拒否したせいで罰金を課せられていましたよね。
そのあと、うつであることも公表しました。
「うつだったなら、最初から言えばもうちょっと話が通りやすかったのでは？」とも思いましたが……。
実際彼女が本当に言いたかったのは、自分の気分が乱高下して調子の悪いときにインタビューに答えるのが「いかに苦痛か」ということ。
これまでにそんな風に、インタビューを拒否した人がいなかったわけですから、彼女が社会に与えた衝撃はすごいものでしたよね。
まあ分かりませんよね、これから先彼女が何を言い出すのか。
でも、その危ない爆弾発言が何を言わんとしているのかを、注目させるっていう点では、すごいなと思います。
一石を投じるのは、凄い勇気ですよね。
政治家：山尾志桜里さんの場合
かたや、山尾志桜里さんという議員がいます。
彼女は2016年に「保育園落ちた日本死ね」と書かれた匿名ブログの言葉を国会で取り上げて、育児中の女性を中心に共感を呼び、人々の心を動かしました。
一方で、国会議員専用のJRフリーパスを利用しながら、途中で降りて買い物をしてから目的地へ行った事実が大々的に取り上げられてしまいました。
フリーパスで買い物をしただけで、目くじらを立てる人たちがこんなにも多くいるんだな、とちょっとびっくり……。
だってフリーパスだったら同じ値段でしょ？（笑）
ひょっとしたら問題になりそうな段階で、大阪なおみさんも彼女も、もう少しだけ説明をしておけば、世間は慌てずに済んだのかもしれません。
しかし、結局二人ともマスコミへの不信感が出てきてしまったのでしょうね。
「道なき道を歩んできた二人」として改めて見てみると、ある意味もったいないですよね。
二人とも、もうちょっとなにか上手な良い機会を持って、ちゃんと話してくれないかな？と思いました。
婚活が行き詰まることと通じる「道なき道」を進む人の苦悩
では、先ほどの「道なき道」を歩む人と、「婚活が行き詰まる自分」を照らし合わせてみると、なにか通じる部分も発見できるかもしれません。
障害が出てくるのは当たり前
道なき道を行こうとするなら、障害が起こるのは当たり前のことですよね？。
荒れ地を進むのですから。
そしてそういう時、その行動に「けしからん」と反発する人も必ずたくさんいます。
「道なき道を進む＝世の中を変えていく」ということは、あとに続く人たちにとって、新たな道を切り開いてくれることになります。
だからこそ、周囲にもっと説明できるならしてもらいたい！
なんでこんな風になっちゃったのか（大阪なおみさんなら「インタビューを拒否したいのはなぜなのか？」など）、できる限り伝えていくことで、理解しあえる可能性がぐんと広がるはずです。
ただ、「世間的にみるとおかしい！わからないから、教えて」って迫ってくる勢力ってのは本当に執拗だし、「どこへ進もうとしてるの？その先は壁しかないんですよ！！」って必死の親切で止めようとする人もいますよね？
婚活でも何でもそうですが、「なぜこんな事態になってしまったのか」などいきさつや、本当の気持ちを話すことはとても大切です。
なぜなら、もしかしたら自分でも見えていないものに、話すことで気付けるかもしれないから。
それでも、自分を信頼して前に進むことがいかに難しいか…。
自分の正直な気持ちをありのまま伝えて前に進むことで、初めて世の中が進歩していくんです。
なかなか理解されない苦悩を持っている人たちには落ち込んでほしくありません。
そして、「もっとわかってあげたい」と思う勢力の人々も、もっともっと理解してもらいたいし、優しくあって欲しいと思うんです。
そうじゃないと、世の中が発展しなくてつまんないですよ。
インスピレーションに従って道なき道を進むこと、これはパイオニアの生き方なんですね。
マイノリティだからこそ話す意欲を持ち続ける必要がある
また、これからの世の中に着目してみると「しゅふ」と一口に言っても、夫の主夫・妻の主婦などありますよね。
また、夫婦別姓も注目されていますし、LGBTの同居や結婚もどんどんと受け入れられようとしつつある世の中です。
いわゆるジェンダー格差やマイノリティ。
たとえば、大坂なおみさんもすごくどこかでマイノリティのマインドを持ってる感じがあって、もしかしたら「みんなに全然理解されないんじゃないか」という痛みゆえに、いろんな行動をしているんじゃないかと想像できるし、だからこそ、なおのこと説明するのは大変だろうなと思えるんですよ。
だからこそ、お互いに本当のことを話していこうという意欲を持ち続けることで、状況が好転する可能性がどんどん生まれると思うんです。
実はすべての人が、本当は常識という枠の中には全員が入りきらないと私は思っているんです。
枠の中に入ろうと思った瞬間・枠を意識した瞬間から、個性が見えなくなってものすごく生き方がつまらなくなっていきます。
でも、たくさんの人が「枠の中に入らなきゃいけない」と必死です。
婚活をしている人たちも、この枠が邪魔で幸せをあきらめてしまう人もいるかもしれません。
例えば単純に「距離」の問題一つとってもそうです。
男女でものすごく距離が離れてる人たちは今までは結婚をあきらめてしまう場合も多かったと思います。
今後はいろんな形で、今までの尺度の枠に入らない自分の幸せを追求してる人たちもたくさん生まれると思うんです。
婚活が行き詰まるなら「自分のありたい姿」を大事にして生きてみる
最後に婚活で行き詰まりを感じている方へ、今のご自分が持つ苦悩を、ビジョンに変えていく方法をお伝えいたします。
常識の枠の中に入ることにとらわれない
「結婚が行き詰まる・難しい」人は、枠ばかり意識しています。
「結婚するなら〇〇だ」「私はこうじゃなきゃいけない」と社会が作った枠に意識がとらわれて、自分らしさが出ていないのです。
「枠の中に入らなきゃいけない」「枠から外れちゃいけない」恐怖が生まれているから、婚活へのモチベーションも続かないと言えるのですね。
これらは、本当に自分の中から湧いて出た気持ちではありませんから、まるで借り物と一緒。
大学受験で言うと「東大は無理だから早稲田でいいや」という考えもそうです。
「こっちがダメだったら、こっちに行けばいいや」という枠で考えていますよね。
ランク付けばかりが気になるから「格下でいいや」と思いがちですが、優劣じゃなくて、東大は東大、早稲田は早稲田の魅力や個性がありはっきり違いがあるのに、それを見ずに、低い目的意識のまま受験し、失敗する人も多いですよね？
婚活でも、枠に入らないと生きていけないという悲壮感を持っている人、すごく多いですよね。
そのために、やりたくないことをやって、何かに追い立てられて焦って結婚しようとしています。
もっと自由に生きましょう。
みんなそれぞれに味が違うからいいのです。
みんなに愛されながら、幸せを手に入れられるならもちろん最高でしょう。
しかし、みんなに「文句を言われないように」気を付けながら幸せになるのは難しいです。
ヤキモチを焼く人は必ずいますし、後ろ指を全く刺されない人生もそれはそれで大変です。
そんな人生を送るくらいなら、人から何か言われても「自分が本当にありたい姿」を大事にして生きていくことのほうが幸せかな、と私は思います。
「結婚後のビジョンを作る」＝「自分で道を作る」
結婚後のビジョン、つまりどういう風になっていきたいかを考えるうえで、今までの「常識の枠」にしがみついていると、本当に望んでいることは見つけにくいです。
常識というのは「今までの大多数の人が歩いてきた集大成」みたいなものだから、時代が進む度にアップデートしています。
過去の鋳型の上に自分の未来を流してみても、ずれが生じてしまう可能性があることはわかりますよね？
だからこそ、まさに道なき道。
道がないところに自分で道を作るイメージですね。
ビジョンを持とうと枠にとらわれない勇気を持つとしてビジョンを持てると、想像力が強くわきます。
想像力がわくと、ビジョンで描いたことを自分がやっていけて、モチベーションも高まりますよ。
その結果、「自分らしさってこれか！」。
他の誰でもない自分自身に気づけるんです。
本当にやりたいことをできるようになるのが結婚
結婚は、自分が本当にやりたいことができなくなるのは間違いなんです。
むしろやりたいことがもっとできるようになるのが結婚なんですね。
そのためには、ぜひパートナーとのコミュニケーションをしていきましょう。
時にはケンカもしながら、コミュニケーションをやめずに絆を深めていきます。
そこがまたやりがいにつながるのです。
婚活に行き詰まりを感じている人へ。
ご自身のものの見方に注目してみましょう。
「こうするべき」「こうしなきゃ」「こうしてはいけない」「こうするものだ」など、「べき」や「ねばならない」にとらわれていませんか？
あなたは本当はどうしたいの？
「え？こんなこと言っているの、おかしいでしょ？」
「誰もそんなこと言っている人いないし…」
でも、それがもしかしたら、あなたのインスピレーションから生まれたビジョンかもしれません。
その声に耳を傾けてみませんか？
もしかしたら、ちょっと怖いけど、凄く生きがいのある、やりがいのある何かを発見できるかもしれません。
そしてそのvisionを手助けしてくれる素晴らしいパートナーが手に入るかも？！
私たちの相談室にはそんな風に、今まで他には実現していない働き方や家庭生活を手に入れた人達が何人もいます。
（成婚者の声などお読みくださいね！）
もし「婚活のビジョンをうまく描けない」「動画や記事だけではよく自分の気持ちと向き合えなかった」と感じた方がいらっしゃったら、私どもの体験カウンセリングを受けてみませんか？
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婚活のビジョンや結婚のこと以外でも、悩みがあるならぜひお気軽に話してくださいね。
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