婚活男性のお悩み容姿にコンプレックスあり… - 【婚活ブログ】ありのままの自分自身を好きになる

何かしらコンプレックスのない婚活男性はいないと思います。今回取り上げる男性は容姿から受けるインパクトの強烈さのせいで永年苦労してきました。ところがある女性との出会いから、人生がガラッと変わる体験になり、成婚まで辿り着くことができたんです。
一体、彼はどんな方法で結婚を手に入れたのでしょう？コンプレックスは跳ね返せるという実話です。

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「私、結婚できないかも…？」若いころから超自己肯定感が低く、やっと40歳を前に一念発起。心理学・性格学・カウンセリングやセラピーを学び、41歳で結婚・42歳で出産。実体験をもとに「婚活カウンセリング＆結婚相談所リアルラブ」を開設し、夫とともに今年で22年。婚活だけでなく夫婦関係、子育て、セックスレス、妊活などの相談も好評。

「第一印象が悪くて、失敗をくりかえしていた過去」

きょうは先日、リアルラブの会員向けに開催した恒例企画で体験した事をお伝えします。
成婚退会した女性会員のお相手男性の事例になります。
自分の容姿や性格に自信が持てなくて、「自分は女性に好かれない」「受け容れてもらえない」と悩んでいる方は案外、多いようなんです。

その男性も、本人いわく「見た目の第一印象が悪くて」（いわゆるコワモテ・タイプ）、お見合いはできても、その後の交際に進めないで、永年想い悩んできたのだそうです。
たとえば、シティーホテルのロビー・ラウンジでお見合いの場合、ラウンジの入口で待ち合わせしたりします。

目が合った瞬間、女性の顔の表情がこわばるのを何度も体験したそうなんです。
すると後はトークで盛り返そうと必死になる余り、気持ちが焦って空回りしてしまい、墓穴を掘る結果を繰り返していました。

「『十人中十人に嫌われる』思い込みのワクが外れた」

ところがその日は違いました。
成婚相手のちひろさん（仮称）の反応は、自然な笑顔のままだったそうです。
初めから打ち解けることができ、話も盛り上がり、笑いが絶えなかったのです。
これまでのお見合いと、一体何が異なったのでしょうか？

もちろん彼女が人を見た目で判断しない、心がオープンで人を受け容れる器の大きい女性だった事はラッキーでしたが、それだけではありませんでした。
彼は開口一番、彼女のプロフィールに書いてあったある事を口にし、その事について「聴かせてくれますか？興味があるので」と、伝えることができていました。

彼女には結婚した後も、実現したいボランティアの夢があったのです。
そこに共感していた彼は、その夢について本気で彼女から直接、話を聴いてみたくて、うずうずしていたのです。
出会いの瞬間に、彼女がどんな反応を示すかよりも、そのテーマの方に関心が向いていたわけです。

それまでの彼は、「自分がお相手からどう思われるか」「自分の姿がお相手にどう映っているか」ばかりに意識がいっていました。
いわゆる自意識過剰な心理状態と言えます。
それまでの失敗したお見合い女性たちが彼の容姿に嫌悪感を示したというのも、案外作られた体験の可能性があります。
自動反応的に何かしらの反応は見せたかもしれませんが、それだけが断りの理由でなく、本当は彼の自意識過剰に対してネガティブな態度を表していたのかもしれません。

「自分も誰かの役に立てる（彼女の志を応援する人に）」

その日の体験は彼の人生を一変させる出来事となりました。
「自分は十人中十人から嫌われる」思い込みの枠が外れた瞬間でした。
自分のコワモテ容姿を受け容れていなかったのは、実は彼自身だったわけです。
本人が受け容れていない自分の個性を、他人に無条件に受け容れろというのは無茶な話だとは思いませんか？

「あなたの夢の実現を私に手伝わせて下さい」と伝え、二人はどんどん仲良くなっていき、男性的な包容力と実行力とで彼女をリードして、信頼を勝ち得、真剣交際に発展して見事プロポーズに成功しました。

これは後から、ちひろさんから聴いた話ですが、彼女の夢に対してお見合いで触れ、語り合う事ができた男性は後にも先にも彼一人だったそうです。
実は彼にも、もっと若い頃に志してはみたものの、挫折したボランティアの夢がありました。
容姿の事で苦労してきた彼だからこそ、人の痛みがわかり、困っている人を助けたい彼女の夢に強く共感できたのです。

「コンプレックスは跳ね返せる」

「コンプレックスは跳ね返せる」それを教えてくれたのが彼とちひろさんとの成婚エピソードでした。
結婚とは将来を誓い合い、互いに受け容れ合う事です。
「自分という存在を丸ごと受け容れてくれる人がいる事の幸せを、人生で初めて味わい噛みしめています」と語った彼の笑顔が忘れられません。
容姿や身長などの外見や収入は、努力では変えられないものが多いのは事実ですが、社会を恨み、相手を恨んでそこであきらめてしまっては、結婚という幸せを自分に体験させて上げることができません。
自分には他人にはない何かしら特徴があり、それを自分自身が受け容れ始めると、魅力に変わっていきますよ。
自信が生まれ、人生の被害者を止める事ができると、実は幸福と不幸は自分の選択だったのだとわかります。
リアルラブのカウンセリングは、婚活のお悩みだけでなく、あなたが想い描いた「こう成りたい」「こういう人生にしたい」という目標に向かって、一緒に伴走するのが使命と考えています。