婚活中の皆様、性的なことで悩んでいませんか。
実は性的な行為を恐れていて結婚のブレーキになっていることも良くあります。
最近では一人一人の今を尊重し、性的指向の多様化も受け入れていこうという流れ。
あなたのお悩みも、もしかしたら視野を広げてみると楽になるかもしれません。
性的な違和感を持ちつつ、成婚後に顕在化してトラブルに発展してしまったなど、具体的な事例をお話しし、どうとらえることが幸せへの道なのか？お伝えさせていただきます。
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本日のテーマ
結婚はしたい。○○○○はしたくない。
その件で何回か終了になった会員さん、案外いますよ。例えば「手を握られてNoと言ったら終了になっちゃった」とか。
それはあるね。
腰とか腕を掴まれるとか…
別れ際にハグされたとかね。それこそ機が熟してないのにね。
性的指向の多様化
ありますよね。それで終わっちゃったって。「この人素敵！」と盛り上がったのに、「手を握られたら嫌になっちゃった」って。本当、人によって十人十色、百人百様。
本当だね。
最近はアセクシャルとかアロマンティックという言葉も出てきたように、男女関係で「恋愛にドキドキしない」とか、「恋愛はいいけどセックスが嫌」という話は案外たくさんありますよね。
NHKでもドラマやってましたね。
今までは「結婚すれば大丈夫よ」とか「わかるものよ」と言われて来たから、そういう声が潰されて顕在化されてなかった。だから「自分だけが変わっている」って気がしてそのことを認める事がつらかったんですね。
でも「それぞれみんな違っていいんだ」って認められていく世の中に、これからもどんどんなっていくんでしょう。日本は遅いですけどね。でもこれからきっとなっていく。
その風潮自体はいいことだと思いますよね。
ただ思うことはね、今自分が感じていることはそのまま一生変わらないわけじゃないかもしれない。年齢や経験によって変化しますよね。今だからこうなのかもしれない。
可能性に蓋をしてほしくないね。それはいつも感じる。
性自認の悩み
リアルラブにも性同一性障害的な悩みを持った方も時々いらっしゃるんですけれど、自分自身の愛する対象が男の人でも女の人でもいいって人いますね。男の人に対しても女の人に対しても素敵って思えるんだと。男の人に対しても女の人に対しても素敵って思ったこともあるし、性同一障害的な人を素敵と思って交際したこともあるんだと。
いろいろと経て、今は男性と付き合ってる。その方は戸籍の性別は女性です。なんかすごくそこで落ち着いてる感じがある。「性同一性障害であるかもしれない」と思うこと自体に意味があるみたいなんです、自分がどういう人間なのか？と。
アイデンティティレベルだからね。自分は何者なんだろうとかね。
そうです。例えば「女の人はスカートを履かなきゃいけない」ことに対してすごい抵抗感があったりとか。
それは社会的なジェンダーだね。
そう。社会的なところに抵抗感があるわけですね。女の人がズボン履いたっていいし。
例えば「婚活をする時にピンク色系の写真を撮った方がいいわ」とか、「パーティーの時にパンツはさすがにさ…」とか、私は言いたくないんですけど、そういう所に「常識の枠」がやっぱりあるわけです。
そうそう。類型っていうか、押し付けられるのあるよね。
心は自由でありたい
そういう意味では、日本の中ではまだ男と女しか結婚できない。男同士とか女同士では結婚できない法律ですよね。
渋谷区はどうだったっけ？
渋谷区の条例は進んでますよね。日本よりほんのちょっと進歩みたいな感じですけど。
心が自由でありたいっていうのはよくわかりますよね。そして「自由」であればこそ「一定の考えに留まらない」ってことが大事ですよね。自分のことをアロマンティックやアセクシャルだと思っていたら、近づいてみたらもしかしたらドキドキ興奮する感覚があるかもしれない。
ある日目覚める可能性ね。
その可能性には心を開いていたいですよね。
自己開示の必要性
「したいと思えない」という話は、一般に「それじゃ子供を生みたくないのか」って議論にもなったりしますよね。
そうだね。究極というか。
ただ、子供を生むことだけ考えれば体外受精だってあるので、今の世の中はそういうことにも囚われる必要はないですよね。人として信頼し合っていれば接触はなくても2人で越えていくことはできない相談じゃないと思うんですよ。
ただね、自分自身がセックスが嫌だからといって相手から逃げ回ってしまったりとか、分かってもらえないだろうという思い込みによって喋らなくなっちゃったりとか、それによって離婚になっちゃうとか、案外たくさんありますよね。
もったいない感じもありますけどね。すごく惹かれ合ってるとしたら。
本当もったいない。最初は好きだったのに、もうセックス1つなんですよ。
男の人ってものすごく怒りますね。「騙された！」って怒りまくっている理由が「セックスをしようとしないんだ！」って。私そういう話2件くらい聞いたことあります。女性の側からすると「ものすごく怒って、何も口も聞いてくれないんです」みたいな。
それは成婚した後の？
そうそう。「裏切られた」と。でも、そんなにこじれる前に、女性がちゃんと喋ってないからですよね、自分の事情を。
心と肉体、逆転の発想
結婚は肉体というよりは心の結びつき。肉体が上手くいかないからといって卑下する必要ないんですよね。自分の方で申し訳ないからって逃げ回らないこと。
そうね。男性の方も過剰反応しないことだよね。
女性特有の病気とかいろいろあります、男性にはすぐに理解できないようなことも。それこそ生理痛だけだってそうだけど、本当に辛い時っていっぱいあるじゃないですか。でも男の人には女性の辛さが一体どういう意味かわかんないですものね。
「こいつ生理痛なんだよ、生理痛の時はひでぇから」とか言われたら、女性として頭から否定されてるような感じになっちゃう。生理の時の女性は感情がコントロールできずに本当に鬼のようだったりもしますからね、私もそうだったんです。
だからそういうことも冷静な時にちゃんと話し合って理解していかないと。基本、喧嘩したら冷静になる時を待って、あの時はこうだったっていう反省会をしましょう。
何度でもやり直せるパートナーシップを
「私はこういう事情があってね」ってことをちゃんと言って、そのことを理解してもらおう。1回言っただけじゃ理解できないこともたくさんあるんだから、どういう言い方をすればわかるだろうって、「あの時のあれなんだけどわかってもらえるかな？」とか何回も言うとかね。
お互いの事情はなかなか理解し合えないですよね。例えば私は口が回るけど、夫の口が回らない理由はわからないわけですね。そういうお互いの特徴って違うから、そこを理解し合うのはすごく大事なことですね。
本当そうだよね。前提としては結婚なんて長く人生の大半を一緒に生きていきましょうねっていうお約束だからね。だから長い目で見るって必要だなって思うよね。お互いにね。
ということで、セックスでも何でも、やり直しすればいい方向に変わっていきます。
女性性と性愛の特徴
女性にとってはセックスの欲求よりも、相手が愛してくれるからそれを受け入れたいっていう動機の方が大きい。相手を受け入れる。「受け入れる」＝それがセックスなんですよ。
男性を自分の中心で受け入れるのがセックスだから、女性の場合は特に、それはセックスの快感というよりは「相手を心から自分の中心に受け入れた」っていう喜びですよね。ですから女性はセックス願望がないことを心配する必要はないと私は思っているんです。
男の人のセックス願望がないのは私にはちょっと気持ちがわかんないんですけど。
でもいますよね。
いますね。それってもしかして親密感に対する抵抗じゃないかなって気もするんですけど。人が近づいてくるってことに対する。
でもセックスが気持ち悪いっていう人はいますよ。
いますよねー。
本日のまとめ
基本「それをどうしていきたいか」っていう、その人の選択になると思います。
一生それでいいと決めてしまえばそれはそれでもOK。変えたいならいろんな可能性もあります。
人生は長いしね。
今日は以上です。
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では今日はここまでで、ありがとうございました。
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